Tizen (タイゼン)

2012年の12月末に、NTT ドコモが Tizen を搭載した端末を 2013 年に市場に投入するかもとするニュースが流れてから、注目が一気にあつまった感じのある新しいモバイル向け OS です。
Wikipedia から引用すると、
Tizen(タイゼン)は、フリーソフトウェアでオープンソースのモバイルオペレーティングシステムである。Tizenは Linux Foundation による Linux に基づいていて、Tizen Association が開発している。タブレット、ネットブック、スマートフォン、スマートテレビや車載情報システムなどの利用を想定している
ということらしいです。
僕の Tizen に関する知識は、
「ああ、あれね!MeeGo と LiMo がなんか知らんが合体したやつね!」
みたいな軽はずみなものしかないのですが、どうやらそう単純ではないみたいです。
多分、そんな発言を公衆の前で(あら、やだ)やらかそうものなら、後ろから刺されてしまうかもしれません。めった刺しです。痛いのはきらいです。
Tizen の歴史については、その成り立ちをまとめていらっしゃる方がいるので、そちらにお譲りします。

https://github.com/kumadasu/tizen-history
Ubuntu 11.10 にインストールする
Tizen SDK のサイトでは、2013年1月現在、Tizen SDK 2.0 Alpha が提供されています。SDK が対応している OS は、Ubuntu 11.04 もしくは 11.10 (32, 64-bit) か Windows XP (32-bit) もしくは Windows 7 になっています。普段僕が使っている MacOSX には対応していないようなので、VirtualBox の仮想マシンに Ubuntu 11.10 (32-bit) をインストールして、そこで Tizen SDK を入れてみたいと思います。
推奨環境のスペックを Tizen SDK のサイトから引用しておきます。
- Ubuntu® 11.04 or 11.10 (32- or 64-bit), or Microsoft Windows® XP (32-bit) or Microsoft Windows® 7 (32- or 64-bit)
- At least dual-core 2 GHz of CPU
- At least 2 GB of RAM memory
- At least 3 GB of free disk space
- Oracle® Java* v7 or later (do not use OpenJDK)
- Local administrator authority
- In Ubuntu®, the following packages: procps, gettext, libdbus-1-3, libcurl3, expect, gtk2-engines-pixbuf, grep, zip, make, and qemu-user-static
なかなか高スペックを求められるんですね…。それに加えて、Tizen エミュレータの動作環境について、いろいろと制約があるようです。
- VTx supported by CPU (recommended)
- At least 1280 x 1024 screen resolution
- Latest vendor-provided version of the graphic card driver for OpenGL® ES acceleration
VTx サポートが必須となっていますね。インテル ばーちゃらいぜーしょんてくのろじー の x86 仮想化の実装らしいですが、よくわかりません、ごめんなさい。
とりあえず、VirtualBox で新しい仮想マシンを作成します。
OS のタイプは Linux、バージョンは Ubuntu 32-bit、メモリは 1024 MB、HDD は 15 GB としておきました。
Ubuntu 11.10 は、http://www.ubuntulinux.jp/News/ubuntu1110-desktop-ja-remix から 11.10 Desktop 日本語 ReMix をダウンロードしてインストールしました。
仮想マシンの CD/DVD ドライブに ダウンロードした Ubuntu 11.10 の iso をマウントしたら、起動してインストール。VirtualBox の Guest Additions をインストール & 追加のグラフィックドライバもインストール。
あとは Oracle Java 7 のインストールですが、Ubuntu 12.04にOracle Java 7を簡単にインストールした。 – ブログ::=(メモ|落書き)帳 を参考にインストールしました。とっても簡単。
Tizen SDK をインストールする
Tizen SDK にはインストールマネージャが用意されていて、 SDK のインストールを支援してくれます。
今回は tizen-sdk-2.0-ubuntu32.bin をダウンロードします。
インストールマネージャは、 Tizen SDK | Tizen Developers からダウンロードできます。
ダウンロードしたら、
$ chmod +x tizen-sdk-2.0-ubuntu32.bin $ ./tizen-sdk-2.0-ubuntu32.bin
として、実行権限を与えた後、実行します。
インストールマネージャが立ち上がって… とおもったら、なにやら必要なパッケージがインストールされていないと出ます。僕の環境では、
$ sudo apt-get install gettext libcurl3 expect gtk2-engines-pixbuf libgnome2-0 qemu-user-static
として、パッケージをインストールしました。再度、インストールマネージャを起動します。
Next を押して次へ
利用規約が表示されるので、同意するにチェックをして Next
インストールタイプを選択する画面が表示されます。通常は Typical でもいいような気がしますが、Custom を選んで、すべてチェックを入れて Next
インストール先を確認します。ここでは特に変更せずに Install
SDK Image のダウンロードが始まります。ダウンロード完了後インストール処理中に何度かパスワード入力を促されます。
インストール完了です。Close を押してインストールマネージャを閉じます。
アプリケーションのなかに Tizen IDE、さきほどの Install Manager、Emulator Manager、Web Simulator が出てきました。
Tizen IDE は Tizen Web Application を開発するための統合開発環境です。というか Eclipse そのものです。Emulator Manager は Tizen のエミュレータの作成、編集などが行えます。Web Simulator は Web Application をブラウザでシミュレートできるみたいです。Tizen のアプリは HTML5 と JavaScript と聞いていましたが、なるほど。
ちょっと長くなったので、次回のエントリでエミュレータを使って Tizen を体験してみたいと思います。











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